歯を白くする「ホワイトニング」とは?歯科医院で行うホワイトニングとセルフホワイトニングの違いについて|名古屋市緑区の歯医者|徳重ガーデン歯科 矯正歯科

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歯を白くする「ホワイトニング」とは?歯科医院で行うホワイトニングとセルフホワイトニングの違いについて



「歯の着色汚れ(ステイン)が気になる…」

「歯科医院でホワイトニングを受けようかな…でも、市販のアイテムを使って自分でセルフホワイトニングした方が安上がりかも…」


上記のような、「歯の色のお悩み」ありませんでしょうか?


近年は歯に対する美意識が高まっており、20~30代の女性を中心にホワイトニングで歯を白くする方が多く見られるようになりました。


当院では、歯・歯周組織へのダメージを抑えながら歯を白くする、ティオンシステムによる歯のホワイトニングを行っています。


今回は、歯を白くする「ホワイトニング」のメカニズム、および、歯科医院で行うホワイトニングとご自身で行うセルフホワイトニングの違いについてご紹介します。


■歯科医院のホワイトニングで歯が白くなるメカニズム


歯科医院で行うホワイトニングでは、漂白作用のある過酸化物(過酸化水素、過酸化尿素)を歯に塗り、特殊な光を当てることで歯を内側から白くしていきます。


1.過酸化物の力で、歯のペリクル膜に浸透した着色汚れを分解して漂白します


・ペリクル膜とは


歯は、いちばん外側にある硬いエナメル質で守られています。エナメル質の表面にはたんぱく質でできたペリクルという膜があり、むし歯菌などの細菌が出す酸や食べ物に含まれる酸から歯を守っています。ペリクル膜には食べ物の熱から歯を守る働きもあります。


歯にとって重要なペリクル膜ですが、ペリクル膜には物質を引き寄せやすい性質もあります。物質を引き寄せやすいため、コーヒーや紅茶、緑茶、カレーやキムチ、色つきの清涼飲料水など、ペリクル膜に着色性の飲食物が付着してしまい、歯の着色汚れが生じることも。


・ペリクル膜に浸透した着色汚れを過酸化物の力で分解・漂白


ペリクル膜に浸透してしまった着色汚れに対し、歯の内側から白くするのが歯科医院で行うホワイトニングです。


歯科医院で行うホワイトニングでは、漂白作用のある過酸化物(過酸化水素、過酸化尿素)を歯に塗り、特殊な光を当てることでペリクル膜に浸透した着色汚れを分解して漂白し、歯を白くしていきます。


2.過酸化物が持つ結晶構造変化の作用により、歯の汚れや黄ばみを目立たなくします(マスキング効果)


歯の着色汚れを分解・漂白する働きのほか、歯科医院のホワイトニングにはエナメル質の結晶の構造を変化させる作用もあります。


過酸化物を歯に塗り、角状のエナメル質の結晶を丸い球状に変化させることで、外から入ってくる光が乱反射し、歯の汚れや黄ばみが目立ちにくくなります。


■歯科医院で行うホワイトニングの種類


歯科医院で行うホワイトニングには、主に以下の3種類があります。


①オフィスホワイトニング


成分が強めの過酸化水素を用い、歯科医院の院内で施術を行うことでスピーディーに歯を白くします。


②ホームホワイトニング


成分がマイルドな過酸化尿素とマウスピースを用い、患者様がご自宅でご自身でじっくり歯を白くします。


③デュアルホワイトニング


オフィス・ホームを並行して行い、スピーディー、かつ、効率的に歯を白くします。


■歯科医院で行うホワイトニングとセルフホワイトニングの違い


現在、市販のホワイトニングペーストなどを用い、セルフホワイトニングを行う方が増えています。セルフホワイトニングには、街中で見られる、医療機関ではないサロン形式のセルフホワイトニングサロンもあります。


歯科医院で行うホワイトニングとご自身で行うセルフホワイトニング(&街中のセルフホワイトニングサロン)は一見すると似ているようですが、以下のような大きな違いが存在します。


◎歯科医院で行うホワイトニングは過酸化物を用い、歯を内側から白くします

歯科医院で行うホワイトニングでは、着色汚れの分解・漂白作用、および、エナメル質の結晶構造を変化させる作用を持つ過酸化物(過酸化水素、過酸化尿素)を用い、歯を内側から白くします。


歯の表面をクリーニングして汚れを落とすのみに留まるセルフホワイトニングと異なり、歯を内側から白くする点が歯科医院で行うホワイトニングの最大の特長です。


◎セルフホワイトニングは研磨剤や酵素で歯の表面の汚れを落とし、白い歯にアプローチします

ホワイトニングペーストなどの市販のアイテムによるセルフホワイトニング、および、街中にある医療機関ではないセルフホワイトニングサロンで行うホワイトニングは、歯の表面の汚れ落とす「歯のクリーニング」によるホワイトニングです。


セルフホワイトニングでは貝殻成分などの研磨剤やパパイン酵素などの酵素が含まれたホワイトニングアイテムを歯に塗り、歯の表面の汚れを落とすことで白い歯にアプローチします。


日本の法律では、過酸化物が含まれたホワイトニングアイテムは市販できません。このため、セルフホワイトニングでは歯を内側から白くすることは不可能です。セルフホワイトニングはあくまでも、歯の表面の汚れを落とすクリーニングに留まります。


{アメリカ製など、海外製品には過酸化物が含まれた市販のホワイトニングアイテムも}


最近はネットの個人輸入やお土産などでアメリカ製のホワイトニングアイテムを入手し、海外製品を使ってセルフホワイトニングを行う方も見られます。


日本と異なり、アメリカ製など、海外製品には過酸化物が含まれた市販のホワイトニングアイテムが存在します。


過酸化物が含まれているため、ご自身で手軽に歯を内側から白くできるとして海外製品によるセルフホワイトニングを行う方もいらっしゃいますが、過酸化物は副作用に気をつけなければなりません。


歯科医院のホワイトニングでは国家資格を持つ歯科医師や歯科衛生士により、安全面に配慮した上で施術・処方を行います。しかし、過酸化物が含まれた海外製品を用いるセルフホワイトニングにおいては、用法・用量を誤り、歯が溶けるなどのトラブルが起きることも。


【歯の着色汚れや歯の黄ばみでお悩みの方はお気軽にご相談ください】


徳重ガーデン歯科 矯正歯科では、歯・歯周組織への影響を抑えながら歯を白くする「ティオンホワイトニング」を行っています。


ティオンホワイトニングは従来のホワイトニング剤と比べて過酸化物の濃度を低くしながら、特殊な技術によってしっかりとホワイトニング作用を維持している「歯にやさしいホワイトニング」です。


通常のホワイトニングで歯にしみや痛みを感じる方も、ティオンホワイトニングであれば歯・歯周組織への影響を抑えながら白い歯へアプローチできます。


「歯の着色汚れが気になる」

「歯の黄ばみがコンプレックス」

「セルフホワイトニングでは歯の汚れを落とせなかった」


など、歯の色でお悩みの方は当院までお気軽にご相談ください。


徳重ガーデン歯科・矯正歯科
歯科医師
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