「インビザラインで歯並びを治したい…」

「でも、歯の矯正は長い期間がかかりそう…」

「マウスピース矯正でかかる、部分矯正or全体矯正の期間の目安は？」

インビザラインなど、マウスピース矯正を受けることをお考えになるも、矯正期間の長さが気になる方も多いかと思います。

歯の矯正は複雑であり、難しい歯科治療です。

矯正治療を成功に導くには、適切な治療計画の下でルール（1日20～22時間以上のマウスピースの装着など）を守りながら、長い矯正期間を過ごしていただく形になります。

■マウスピース矯正では、どれくらいの期間がかかるの？部分矯正or全体矯正の期間は？

◎部分矯正で3ヶ月～1年程度、全体矯正では1年～2年半程度かかるケースが多いです

気になる方も多い、マウスピース矯正の期間。

症例（歯並びの乱れ方）や患者さんによって期間に差はありますが、インビザラインを含め、マウスピース矯正でかかる期間の目安は以下になります。

［マウスピース矯正でかかる期間の目安］

• 部分矯正：3ヶ月～1年程度

• 全体矯正：1年～2年半程度

◎ブラケット矯正でかかる期間は？

ご参考までに、昔ながらの矯正方法であるブラケット矯正では、以下のような期間が目安になります。

［ブラケット矯正でかかる期間の目安］

• 部分矯正：3ヶ月～1年程度

• 全体矯正：1年～2年半程度

おおよそになりますが、マウスピース矯正と同じような期間ですね。

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なお、マウスピース矯正「インビザライン」の流れはこちらでご説明しています。インビザライン矯正の流れについて詳しく知りたい方は、当記事と併せてご参照いただければ幸いです。

■歯の矯正では、保定が欠かせません

◎通常、矯正期間と同じくらいの保定期間がかかります

部分矯正で短くても3ヶ月程度、長い場合は2年半以上かかることもある、歯の矯正。

長い矯正期間がかかりますが、歯の矯正でかかるのは矯正治療の期間のみではありません。歯の矯正では、通常、矯正期間と同じくらいの保定期間がかかります。

• 矯正期間＋保定期間＝歯の矯正＋歯並びの安定に必要な全体の期間

｛保定とは｝

保定とは、矯正治療後の歯の後戻りを防ぎ、整えた歯並びを身体に馴染ませるための処置です。保定処置を行う期間を「保定期間」と呼びます。

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矯正に1年かかった場合は、保定は1年程度かかることが多いです。

（1＋1＝全体の期間は2年程度）

矯正に2年半かかった場合は、通常、保定は2年半程度かかります。

（2.5＋2.5＝全体の期間は5年程度）

保定についてはこちら

【長い矯正期間を過ごし、最後まで矯正を続けるには患者さんと歯科医師の「意思の疎通」が大切】

今回は、マウスピース矯正、および、ブラケット矯正でかかる期間の目安について、お話をさせていただきました。

長い期間がかかる、歯の矯正。

長い矯正期間を過ごし、最後まで矯正を続けるには患者さんと歯科医師の「意思の疎通」が大切です。

大切なのは、患者さんが思い描く「なりたい歯並び（理想の歯並び）」を、歯科医師が共有・認識できていること。

患者さんが思い描く理想の歯並びを歯科医師が共有・認識することで、患者さん＆歯科医師の双方が同じゴール（理想の歯並び）に向かって進みやすくなります。

もし、矯正期間中、矯正をやめたくなった・モチベーションが続かないときは、いつでもご相談ください。歯科医師・スタッフが患者さんを全力でサポートし、最後まで矯正を続けるためのアドバイスをさせていただきます。