
皆さんは、「口ゴボ」という言葉を聞いたことがありますでしょうか。
「口ゴボ」とは、近年、ネット上のSNSなどを中心に見られるようになった言葉です。
ネット上を中心に、最近は実生活でもちょくちょく、「口ゴボ」という言葉を耳にする機会も。
今回は、「口ゴボ」について、口ゴボの概容、および、矯正での口ゴボの治し方をご説明します。
目次
■口ゴボとは?
◎口ゴボ=上下の顎や上下の前歯が前方に突き出た状態
口ゴボとは、「上下の顎や上下の前歯が前方に突き出た状態(顎の骨格異常・歯並びの乱れを指す言葉の一つ)」です。
口ゴボは、「ゴリラ顔」「アデノイド顔貌」などと呼ばれる場合もあります。
◎上顎が前方に突き出ており、下顎がひっこんでいる(下顎が小さすぎる)場合も「口ゴボ」と呼ぶことも
-
上顎が前方に突き出ている
-
下顎がひっこんでいる(アデノイド顔貌、顎なし顔)
上記のようなお顔立ち(顎の骨格異常)を「口ゴボ」と呼ぶ場合もあります。
■口ゴボになるのは、なぜ? 口ゴボをひき起こす主な原因
以下のような因子が、口ゴボをひき起こす主な原因とされています。
◎小さな子どもの頃(特に8歳頃まで)の悪い癖・悪い習慣
8歳頃までの小さな子どもは、顎の骨が未成熟でやわらかく、顎の骨が悪い癖・悪い習慣による影響を受けやすいです。
小さな子どもの頃(特に8歳頃まで)の時期に、
-
口呼吸
-
舌癖(上下の前歯のあいだに舌先を出す、上下の前歯で舌を噛む、など)
-
指しゃぶり(4歳以上の指しゃぶり)
-
誤った飲み方(顎をしゃくるように飲む、など)
-
誤った噛み方(前歯をあまり使わない(前歯で食べ物を噛みちぎらない)、片側の歯ばかりで噛む、など)
-
頬杖・うつぶせ寝
-
猫背(下顎を突き出す悪い姿勢)
上記のような悪い癖を行っていると、
下顎が小さいまま大人になる(≒口ゴボ)など、顎の骨格異常・顎の発達不全や、出っ歯、受け口、ガタガタ歯、などの歯並びの乱れが起きやすくなります。
◎遺伝的な要素(家系、生まれつき)
ご家族の家系に口ゴボなどの顎の骨格異常、出っ歯・受け口などの歯並びの乱れが見られる場合、遺伝的な要素で口ゴボになることがあります。
■口ゴボの治し方
◎歯科医院or口腔外科・形成外科で行う矯正治療により、口ゴボの改善にアプローチできます
上下の顎・上下の前歯が前方に突き出している、口ゴボ。
口ゴボを予防・改善するには、歯科医院で行う下記の治療「小児矯正(咬合誘導)」が、根本的な予防・改善方法として挙げられます。
◎小児矯正(咬合誘導:こうごうゆうどう)
{咬合誘導とは}
咬合誘導とは、顎の骨が未成熟でやわらかい小さな子どもの時期(3~8歳頃)に行う小児矯正(小児矯正の0期・Ⅰ期治療)です。
3~8歳頃までの子どものうちに小児矯正(咬合誘導)を受け、顎の骨の健全な成長を促します(小さな子どものうちに顎の骨の健全な成長をうながし、将来の綺麗な歯並び&バランスの取れたお顔立ちにつなげる)。
咬合誘導で行うこと
専用の器具を装着するorお口の筋トレ(口腔筋機能療法(MFT))を行い、子どもの顎の健全な成長を促します。
その結果、口ゴボを含む顎の骨格異常・歯並びの乱れを防ぎやすくなります。
徳重ガーデン歯科 矯正歯科では、以下のような種類の小児矯正(咬合誘導)を行っています。
<当院の小児矯正(咬合誘導)の種類>
歯列・顎の骨格を広げるための装置
-
リンガルアーチ
-
急速拡大装置
-
床矯正
受け口を改善するための装置
-
ムーシールド
-
フェイシャルマスク
出っ歯を改善するための装置
-
バイオネーター
-
BJA
咬合誘導について、詳しくはこちら
◎口腔外科・形成外科で行う外科的矯正or歯科医院で行う歯の矯正
口ゴボは顎の骨格異常・歯並びが乱れた状態です。
上でお伝えしたことのくり返しになりますが、口ゴボを予防・改善するには、顎の骨が未成熟でやわらかい3~8歳頃までの時期に歯科医院で小児矯正(咬合誘導)を受け、顎の健全な成長をうながすことが望ましいとされています。
小さな子どものうちの咬合誘導(顎を健全に成長させる)が望ましいですが、顎の骨格が固まり始める9歳前後以上~未成年の方や、成人の方も、矯正治療で口ゴボの改善にアプローチすることが可能です。
口ゴボ=顎の骨格異常・歯並びの乱れの状態に応じて、以下のような対応を行うことがあります。
下の顎が前方に突き出た状態(顎の骨格異常)に対しては、口腔外科・形成外科で行う外科的矯正(外科手術:顎の骨切り手術など)が必要になることがあります。
上下の前歯が前方に突き出た状態(歯並びの乱れ)(or 顎の骨の前方へのごくわずかな突き出し)に対しては、歯科医院で行う歯の矯正により、口ゴボの歯並びの乱れ(上下の前歯の前方への突き出し)の改善にアプローチできます。
【口ゴボ、受け口など、顎の骨格異常・歯並びの乱れでお悩みの方はお気軽にご相談ください】
口ゴボは顎の骨格異常の場合が多く、口腔外科・形成外科での外科的矯正(顎の骨切り手術)が必要になることがあります。
外科的矯正が必要なケースがある一方、顎の前方への突き出しがごくわずかな場合は、歯の矯正(マウスピース矯正、ブラケット矯正)で噛み合わせを改善することで、口ゴボの改善にアプローチできるケースも。
– 矯正の無料相談を受付中です –
今回は、お悩みの方も多い「口ゴボ」の概容・治し方について、ご説明をさせていただきました。
-
口ゴボでコンプレックスがある
-
受け口で悩んでいる
など、顎の骨格異常・歯並びの乱れでお悩みの方は、当院までお気軽にご相談ください。矯正の相談費は無料です。
カウンセリングでは、矯正認定医が患者さんの顎・歯並びのお悩みや矯正に対するご希望をお伺いします。お話をすべてお伺いした上で、治療計画・治療期間・費用について、丁寧にわかりやすくご説明をさせていただきます(※)。
(※)外科的矯正が必要な場合は、提携の医療機関をご紹介いたします。

